ジョルバスクルまで来ると、なにやら不穏な空気・・・。
話によるとジョルバスクルをシルバーハンドが襲撃したとのこと。
大半は返り討ちにしたそうですが、数名は逃がしてしまったそうです。
わたしの頭の中を嫌な予感が駆け抜けます。
わたし達は急いでジョルバスクルの中へ。コドラクさんのもとへ・・・。
しかし嫌な予感は当たるもの・・・。
中に入って早々、ヴィルカスさんに彼の死を告げられてしまいます。
彼の遺体を見つけ、頭が真っ白になるわたし達。
彼は魔女たちの首を持ってこいとは言ったけれど、
具体的な治し方は何一つしゃべってはくれませんでした。
こんな首を、一体、どこへ、そしてどうしろというのでしょうか。
シルバーハンドたちとの戦いは熾烈を極めたらしく、他にも大勢の負傷者が出ているようでした。
ヴィルカスさんはウースラドの欠片もすべて持ち去られてしまったことを語り、
ドリフトシェイドの隠れ家と呼ばれる彼らの拠点を襲撃する必要があると述べます。
いまさらウースラドの欠片なんて集めて何になるのか・・・。
私はそう思いましたがひとつ返事にOKと答えました。
私達の気持ちとは裏腹に、太陽は爛々と輝いています。
・・・そういえば髪伸びたなぁ・・・。
シロディールを旅立って、思えばずいぶん遠くまで来てしまったように感じます。
今までは髪が伸びても毎回丁寧に切って揃えていましたが、
今回はそのまま左右を結んで肩におろすことにしました。
時間がない、というのもそうですが、この切羽詰った今の状況を変えるためには
少しでも今の自分を変えなければいけないと、無意識に感じていたからかもしれません。
雑貨屋でリディアちゃんに盾を購入し、いざドリフトシェイドの隠れ家へと向かおうとしたその時でした。
やたらとがたいがよく、黒檀の装備に身を固めた男の人に呼び止められます。
彼は、もうやることはすべてやった、後はもうお前だけだ、などとよくわからないことを話し、
最後の見張り場所で待つと言い残していってしまいました。
このたたずまいに振る舞いを見て、只者でないのは一目瞭然でしたが
いまはこんなことに付き合っている暇はありません。
私は適当に応対すると、そのままホワイトランの門を抜けました。
わたし達は、はるか北にあるドリフトシェイドの隠れ家を目指し、ようやくたどり着きます。
建物の屋上に腰掛けるシルバーハンドが一人・・・。
弦を限界まで引き絞り、必殺の一撃で見張りを始末します。
内部ではシルバーハンドたちとの激戦が繰り広げられましたが、
無様にも私は不覚を取り、レイプされてしまいます。
何度かイかされてしまったところでヴィルカスさんたちに助けられますが
毎度のことながらひどい有様・・・。
しかし今はこんなことを気にしている場合ではありません。
自責の念を振り切ってわたし達は先へと進みます。
途中では、シルバーハンドたちの実験台だったのか、一匹のウェアウルフが檻にとらわれていました。
ヴィルカスさん曰く、完全に理性を失ったウェアウルフだそうで、その目は真っ赤に染まり、
人間の面影はもはや微塵も感じられません。
私はなんだか見るに耐えなくなって、そのウェアウルフを眠らせてあげることにしました。
もっと痛くない方法があればいいのだけれど、そんな都合のいいものは持ち合わせていません・・。
その後はシルバーハンド達を全員倒し、ウースラドの欠片をすべて取り戻す事ができました。
また、戦闘中やたらと肩におろした髪が気になったので、私は後ろでひとつにまとめることにしました。
しばらくはこのまま過ごすことします。
ホワイトランまで戻った私たちは、コドラクさんの見送りを終え、
エオルンドさんからとある彼の遺品を持ってきてくれるように頼まれます。
彼の部屋で見つかったのは、ウースラドの欠片と、彼の手記。
私はすぐに彼の手記を読み漁りましたが、病気を治す手がかりはここにもありませんでした。
コドラクさんに欠片を渡し、アンダーフォージに向かうように言われたところで今日はおしまい。
次回は、サークルのメンバーが集うアンダーフォージへと向かいます。