欠片を彼女に渡すと、なにやらコドラクさんがわたしに会いたがっているとのこと。
スコールさんの復讐のことしか頭にないアエラさんはコドラクさんに何か言われるのではないかと心配なようです。
コドラクさんに促されて椅子に座ると、予想通りあだ討ちの件で窘められました。
しかし話はそれだけでは終わりませんでした。
ついに彼はウェアウルフ――ビーストブラッドに関する話を始めたのです。
かつての指導者に、力を求めるあまりグレンモリルの魔術結社という組織のハグレイブンたちと
取引をしてしまったものがいるそうです。
しかし、まさか永久に変わってしまうとは誰も思ってはおらず、こんなことになってしまったとのこと。
ウェアビーストが死ぬと、ハーシーンのハンティンググラウンドで一生狩りをしてすごす事ができるそうなのですが
コドラクさんはどうもそれが嫌な様子。彼はウェアビーストを治すためにこのわたしに協力を要請してきます。
願ってもない話です。本当はわたし達も、と言いかけましたが
もしアエラたちに伝わってしまったときのリスクを考え、今は何も言わずに協力することにしました。
グレンモリル魔術結社はファルクリース方面。
わたし達はホワイトランを出発すると、西に歩を進めます。
しかし、出発してから1時間も経たないうちに私達の体に異変が起こり始めました。
ウェアウルフ化・・・。
私達の体は昼間にもかかわらずウェアウルフへと変わってしまったのです。
変身の時間は短く、すぐにもとの体に戻ることはできましたが
昼間に変身してしまうなんて・・・。
わたし達はいよいよ末期症状になってしまいました。
わたし達は急いで結社まで直行。
魔女狩りが始まります。
危険な魔法を受ける前に始末。
コドラクさんの指示通り、彼女らの首を切り取っていきます。
二度とこんな悪夢が起きないように魔女たちを全員始末してわたし達は洞窟を後にしました。
しかし直後、悪夢が再びわたし達を襲いました。
時刻はとっくに夕刻。
魔女狩りに夢中になり時間をすっかり忘れていた私たちは
再びウェアウルフの肉体へと変わってしまいます。
手始めに近くに居た偽帝国兵を八つ裂きにし、そのまま近くの帝国軍野営地まで駆け抜けます。
彼らを皆殺しにして、ご馳走を終えたところでさらに能力がアップ。
すでにパークは取りきっていますがMOD:ウェアウルフマスタリーによってさらに能力を伸ばす事ができます。
これでパワーアタックをすることで、目の前にいる敵をすべて吹き飛ばすことができるようになりました。
そして今度は近くの建物・・・ハンターズレストへ。
ハンターたちにはそのまま永遠にレストしてもらいました。
わたし達はさらに森を駆け抜け、ついにここまできてしまいました。
目下に広がるは、住民が寝静まり静かになったファルクリース。
村の中に入ったわたし達は手始めに衛兵を1人お腹におさめ、
大量の衛兵たちとの戦いが始まります。
(ちなみに衛兵の攻撃はどれも即死クラスです^^;)
警備の衛兵たちを犯し、食べつくしたところでメインディッシュの村人を襲うつもりでしたが
ドアにはしっかりと鍵がかけてあり、開ける事ができませんでした。
仕方なくわたし達は先へと進み、今度はヘルゲンにいる賊たちを襲うことになりました。
クロスボウを撃たせる時間など与えるはずがありません。
わたしに吹き飛ばされた賊が、地面ではじける音が響き渡ります。
全員食べ終わったところでさらに先へ。
そして、再び明かりが見えてきました。
わたし達は仲間を呼び寄せ、獲物達を襲い始めます。
動くものすべてを皆殺しにしたわたし達はついに鍵の開いた民家へ。
逃げ惑う住民を追いつめ、殺し、貪り食います。
2つ目の民家に向かう途中でようやく元の体へと戻る事ができますがすでに手遅れ。
目撃者はいませんでしたがわたし達は夢中でその場から逃げ出しました。
ついに何の罪もない人間たちにまで手を上げてしまった罪悪感はわたしの頭を真っ白にして
ただひたすら、そのままわたしを走り続けさせました。
105日はこれでおしまい。
次回はホワイトランでの騒動です。