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旅の記録2【117日目】異形の肉体

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不思議な雰囲気を放つテントに捕まって、強烈な快感に狂わされた私は
気がついたら異形の肉体へと変えられてしまっていました。

117日目、スタートです。
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透き通るような蒼い肌
黒目のなかで輝く金色の瞳
鋭く空を切る骨の翼
黒くて細い、うねうねと艶かしい尻尾
ねじり曲がった禍々しい角
そして肉体のうちから絶えず湧き上がるものすごい性欲、胸の内のざわめき・・・。

どれをとってもおおよそ正常な人間とはいえない肉体に私は変わってしまっていました。

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止め処ない性欲のせいで、集中力はもうずたぼろ・・・
威力は大幅に減少し弓なんてもう撃つことはできません・・・。
(パークをリセットし、弓、錬金メインから魔法メインへと変更しています。)

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しかしその代わりに、奇妙な魔法が使えるようになっていました。
どうやらこの肉体専用の魔法のようです・・・。

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サキュバス魔法は、マギカとサキュバスエネルギーを使用して詠唱できる強力な魔法です。
サキュバスランクに応じて使える魔法が増えていきます。
サキュバスエネルギーは時間経過でゆっくり減少し、0になると死んでしまいます。
セックスによる吸精、もしくは精液でエネルギーを回復することが出来ます。
精液はMCMの設定で一定以上サキュバスエネルギーがある際に精液をビンに入れて保管できます。
なお、精液を飲んでエネルギー回復ができるのはサキュバスに変身している時のみです。
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また、この自在に動かすことの出来る羽のせいか、高くジャンプすることもできる様になっていました。
(ジャンプ力UPはMCMで設定できます。)

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あまりの性欲にこのままではどうにかなってしまいそうだった私は、
ひとまず自宅まで戻り、リディアちゃんに助けてもらうことにしました。

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しかし、弓や魔法その他が使えなくなってしまった今、頼れるのはこの奇妙な魔法だけ・・・。
自宅まで何があるか分からないため、とりあえず使えそうな魔法をセットすることにしました。

1:SuccuFury
恐怖魔法です。特定レベル以下の対象を恐怖状態にし、その状態の相手に話しかけることで
レイプすることが出来ます。まだイリュージョンのスキルは低いので使うのは大変そう・・・

2:Succu Drain Health
ヴァンパイアのような吸収魔法です。
現状はメイン主力になりそうです。(ちなみに難易度ノービスにしてやっとなんとかなります^^;)

3:Zombie Apocalypse
女子高生時代?に覚えたゾンビをたくさん出す魔法。
召喚魔法はこの体でも使えるようです。

4:Phase Shift
位置転移魔法。変性もある程度は使えるようです。

5:Candlelight
照明魔法

6:Succu Charming Aura
SSLのマッチメイカーのような魔法で、特定レベル以下の対象を発情させて誘惑し、
セックスに持ち込みます。

7:Succu Self Fascinates
6とセットの魔法で、こちらは自分にかける用です。

8:Stone Curse
石化の呪いです。石化している相手は結構な速さでヘルスが回復するので
1撃で倒せる攻撃でないと石化している相手を倒すことは出来ません。
複数人相手にする時用です。

(ちなみにサキュバスにはオルガズムモードというものがあり、
行為による絶頂後は少しの間、威力や能力が強化されるという機能もあります。)

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ホットキーのセットが終わったところで、急いでおうちへと向かうことにします。

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ねずみくらいなら何とかなりますが、まだまだ威力は低く、不安が残ります。

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この姿では、下手をすれば衛兵と敵対してしまうかもしれないと判断した私は、
ドーンスターを避け、ところどころ泳いで西を目指します。

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やっとのことでおうちにつき、すぐに相談しようとした私でしたが、
そんな!リディアちゃんはまさかの外出中!

ど、どうしよう・・・。
この体・・・。。

おどおどしているうちにも性欲はどんどん強くなり、だんだんと頭がぼ~っとしてきました。

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やがて我慢できなくなった私は外へと飛び出し、ふらふらと彷徨い始めます。

近くには帝国軍野営地がありますが、こんな格好で行こうものならまず蜂の巣確定でしょう・・・。
それにまだこの変な魔法も使い慣れていないし・・・。

もう私の頭の中は・・・セックス以外のことを考えられないようになってしまっていました。
突っ込んでぐちゃぐちゃにかき混ぜてほしい・・・。口の中にいっぱい出してもらいたい・・・。
そんな卑猥なことしか考えることができません。

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しばらく湿原を彷徨っていると、大国軍野営地のそばで棒立ちをする男性の姿を私は見つけます。

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私は、まるで獲物を見つけた獣のように、息を潜めてゆっくりと近づいていき・・・

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男性を締め上げて昏倒させてしまいました。

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体の自由を奪ってしまえばもうこちらのもの・・・
私はなんの恥じらいもなく服を脱ぎ捨て・・・

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男にまたがり、肉棒をあてがうと、ゆっくり腰を落とします。
・・・!!!!
途端、まるで体中に電気が走るかのような快感が全身を襲い、
脳が快感で痺れると同時に私は理性を完全に失ってしまいました。

もう、そうなってしまえばあとは・・・

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私は夢中で自分のあそこを肉棒でかき回し、嬌声を発します。

「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
いつの間にか、私は無意識のうちに男性に対して謝罪の言葉を繰り返していました。

しかし肉棒を深々と咥えて腰をくねらせ、愉悦の表情を浮かべながら謝罪の言葉を連呼する様は
はたから見れば淫魔そのもので、極めて異常な光景でしかありませんでした。

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私は激しい痙攣とともに絶頂を迎え、気がつけば体は元の人間の姿へと戻っていました。
快感の余韻を味わいながら、私はしばらくぼーっとその場に立ち尽くします。

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やがてなんとか動けるようになった私は、馬車に乗り込んで
再びウィンターホールド大学へと向かうことにしました。

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目的はもちろん、この異形の肉体の調査です。

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なんて調べればいいのだろう・・・。
この膨大な書籍を誇るアルケイナエウムでは、検索キーワードは極めて重要なものです。
私は、淫魔と、デイドラのキーワードに重点を置いて、本棚を一つ一つ調べていきます。

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見つけたのは妖しげな紅色と紫色の表紙をした一冊の本。

スカイリムに潜む淫魔を暴く」そう名前付けられた本には次のように記されていました。

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スカイリムは、厳しい自然の中にも、多種多様な生物をはぐくむ寛大な大地であることは
読者諸君も承知のことだろう。

筆者はこれまでにさまざまなスカイリムの生物を著してきたが、
今回はデイドラや古代より伝わるドラゴンとは違う、一風変わった珍しい生き物について
記すこととする。

サキュバス――。淫魔とも呼ばれるそれは、スカイリムでもごくまれにしか目撃されない
極めて特殊な生き物である。

各個体によって細かな特徴は異なるものの、透き通るような青く美しい肌に
肉付きのいい、できすぎた豊満な女性の肉体。
翼や尻尾、角といった一部デイドラにも類似するその生き物は
性行為を極めて好み、特に男性の精液を主な活動源としている。

また、彼女らは独特の魔法を操り、強力な威力を有する破壊魔法から
かけられたものを忠実な僕へとかえる幻惑魔法まで備えており、
その強力たる所以は、マギカに加えて蓄えられる、性のエネルギーなのではないかと言われている。

そんな珍しい特徴を持った彼女らだが、前述のとおりスカイリムで目撃された例は極めて少なく、
一体どのような経緯を持って誕生し、どのような目的を持っているのかは未だ定かではない。

一説に寄れば、快楽の王子――デイドラ・サングインに姿を変えられた女性。
性行為に耽るあまり我を忘れて危険な魔術に手を出し、肉体を変化させてしまった者。
危険な研究者による肉体の改造や、薬物投与。

面白いものになると、自愛の女神マーラによる一種の呪いではないかと考える者もいるようだ。
深すぎる愛は時として罪を生む。認められない愛は、双方の悔恨を燃やし、呪いとなって
姿を現すのだそうだ。

古くより伝わる伝統を重んじるスカイリムでは、本人の望まない政略結婚や、
身分の違いによる結婚の根絶などが今でも残念ながら存在する。

こうした話は、そういった地方独特の伝統や風習によって生み出されているのかもしれない。

---

マーラの呪い・・・。
この言葉を目にしたとき、私にはすぐピンと来ました。
異様な雰囲気を放っていたあのテント・・・確かあの時、中にはマーラのアミュレットがあったはず。。

何とか手がかりをつかんだ私は、探し疲れてくたくたになった体を引きずって
アークメイジの自室へと向かいます。

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室内庭園で輝く光を見つめてぼうっとしていたその時でした。
体が突如強烈な快感とともに炎に包まれ、
私は再びサキュバスの肉体へと変わってしまいました。

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そして肉体から沸き起こるもの強大な性欲に私はまた我を失って
ふらふらと大学内をさまよい始めます。

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元素の間で魔術の研究に励む学友・・・。
今の私にとって彼らほど都合の良い存在はありませんでした。

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Jザルゴさんにストーンカースで石になっててもらうことにしました。
よほど熱心に練習しているのか、オンマンドさんは全然気がつく様子もありません。

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後ろから忍び寄って彼を締め落とし・・・

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肉棒をあてがって腰を落とし、夢中で行為に耽ります。

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にちゃにちゃと、中がかき混ぜられる音がホール全体に響き渡り異質な空間を演出していました。
やがてオルガズムを迎えた私は、ビクビクと痙攣する体を抑えて、
すぐに体を起こし、その場を立ち去ろうとします。

これでひとまず元の体にも戻る事ができたはず・・・
しかし・・・

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私の肉体はまだサキュバスのままでした。
そんな・・・戻れてない・・・。

絶頂して間もないこともあってか、あまり頭の回らない私はただぼーっと自分の体を見下ろしていました。
そんな私を上階から降りてくる足音が現実に引き戻します。

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私は服を着ることも忘れ、あわててその場から逃げ出します。
もはやサキュバスそのものの、肉体とともに。

117日目完

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プロフィール

Mieko

Author:Mieko
シロディール女学園の生徒。
旅行中にスカイリムの国境を
越えようとしたところで
帝国軍に捕まり彼女の長い旅が
始まります。

詳しい設定や各モードの説明は
「はじめに」のカテゴリより
ご覧いただけます。

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