ヴァルドさんに借金が帳消しになったことを告げ、お礼を言われる私でしたが
フルチンがとにかく気になって仕方がありません。
彼が立ち去るのをただ呆然と見つめながら何分かが経ちました。
まぁフルチンはともかく、これで庭の中に入ることができる様になったので
早速私は鍛冶屋で弓と矢を買います。
弓を引き絞り、ブリニョルフさんに言われたとおり、タラップの装置を狙います。
久しぶりだからちょっと心配だったけど、すんなりとタラップをおろすことができました。
早速2階から鍵を開けて侵入!
案の定、中も傭兵がうろうろしていたので後ろから近づいて鉄拳制裁!まぁ、この人たちが悪いんじゃないけど・・・ね。
メルセル宅を警備するなんて、いかにもワルモノっぽそうじゃない!p(^-^)q
内部はなかなかの生活観溢れる状態になっていました。
メルセルはここに住んでいないってブリニョルフさんが言っていたので
きっと傭兵さんたちが暮らしていたのかな。
あまりにぱっとみ、普通の家だったのでしっかり探し回ったところ、
こんな隠しドアを発見!なかなかの凝りように胸がわくわくしてきました。
隠しドアの奥は一転変わって堅牢な作り。
しかもいきなりこんな圧力版のトラップがありました。
向こう側の宝箱につられて、この板を踏むって計算なのかもしれないけど、
さすがにこんなのには引っかからないよ^^;
次は炎の噴き出す圧力床祭り。
しかし残念、私は圧力版、床を踏んでもトラップが作動しないパークを習得しているのです^^v
しかし最後に待ち受けていたのはスライドギロチンとスライド丸太でした。
しかもこの丸太、ギロチンを半分抜けて何とか避難できる箇所に仕掛けてあり、
なかなかのいやらしさです^^;
反対側に避難していたら危なかったかも・・・
そしてたどり着いた最奥の部屋には・・・いろいろなものがおいてありました。
まずは飾り棚を速攻で開けて、チルレンドという美しい水晶の武器をゲット!
しかもこれ、相手を凍らせて麻痺させることまでできちゃうんです!
ぜひリディアちゃんに使ってもらいたい!
そして次はメルセルの計画書。
どこかの遺跡の地図とファルメルの目?とかいうよく分からないものに関する情報が書かれています。
そして最後もよく分からない胸像。
グレイフォックス?といかいう人の胸像らしいのですが私は良く知りません・・・
早速ギルドに戻ってブリニョルフさんに報告する私ですが、
何でもファルメルの目というのはすごいお宝らしく、この目を手に入れる計画は
ガルスさんの物だったそうです。つくづく姑息な悪党ね!メルセルって!
その後、私とブリニョルフさんはカーリアさんに呼ばれて、
リフテンのすぐ近くにある、大立石に集合することになりました。
ようやくナイチンゲールに関して詳しい話をいろいろとカーリアさんから教えてもらうことができそう!
集合場所にたどり着くと、何に反応したのか、洞窟への入り口が開かれます。
ナイチンゲールの正体やその役割に関しては機密とされているらしく、ブリニョルフさんでも
実在することはどうやら知らされていなかった様子。
歴史のある広間に通され、私達はナイチンゲールの武器庫へと向かうようにいわれました。
しかし武器庫と呼ばれる場所にはナイチンゲールのシンボルが刻まれた石が3つあるだけ・・・。
武器庫と呼ぶにはあまりの光景に戸惑っているとカーリアさんに迷っているようね、と言われます。
そりゃ迷うわよこれは・・・おそるおそる石に触れてみると、どういう仕組みなのか持ち物にナイチンゲールの防具が追加されます。
私達はそれを着て奥へと進むことにしました。
契約を行う大広間を前に、メルセルフレイを倒すためにはナイチンゲールの力が必要だと彼女は私達にいいます。
契約を行うことで力を得ることができるが、その見返りとして死んだ後も黄昏の墓所の番人を
勤めなければならないことも同時に聞かされました。
死後の拘束・・・。私のようなドラゴンボーンを拘束することなんてできるのかどうかはイマイチ分かりませんが、
彼に散々コケにされた挙句、尻尾を巻いて逃げ帰ることなんて今更できるはずがありません。
私もブリニョルフさんも、契約を行うことに同意して、3人で大広間へと向かいます。
こうして、私達はノクターナルと契約し、ナイチンゲールになったのでした。
ナイチンゲールになった私達に、カーリアさんは不壊のピックという秘宝の話を始めます。
不壊のピックは、絶対に壊れることのないロックピックであり、
解錠はもちろんのこと、持ち主の潜在能力まで引き出すことができるそうです。
メルセルはそれを黄昏の墓所から持ち出していたからこそ、
本来開けることができないはずのギルド貯蔵庫を開けることができたってわけね。
あっ!!ということは・・・!!
雪帷の聖域で私に見せた解錠技術の数々も、全てこの秘宝のおかげってことじゃない!
あの自慢げに私に演説していたときの彼の顔を思い出し、私は超激怒します!!
すぐにメルセルの向かった先・・・「ファルメルの目」が眠るとされるイルクンサンドという遺跡に向けて
出発しようとする私でしたがブリニョルフさんから突然話があると言って呼び止められました。
話の内容は今後の盗賊ギルドの指導者について。
ブリニョルフさんは自分は指導者の器ではないといい、私がふさわしいのだと言います。
もともとはなくなったマーラのアミュレット探すために入った盗賊ギルド・・・。
そんな私が指導者になるなんてさすがにちょっと違和感がありましたが、
探しやすくなることに変わりはないと思い、ここはとりあえず前向きな返事をしておきました。
メルセルに馬鹿にされたことで頭に血が上り、すっかり忘れていましたが
さすがにそろそろアミュレットのことも真剣に探し始めなければいけません。
サキュバスになってしまったこの体・・・。今となってはエネルギーを得るためならば、
吸精を行う事に何の抵抗も感じなくなってしまっていました。
むしろ吸精・・・セックスすることに悦びを感じる自分がいることに気がつきます。
ウェアウルフのときのように自分が消えていくような恐怖はないのだけれど、
なる前となった後で嗜好や考え方が変わってしまってきているのは明らか・・・。
ひとたび発情すれば自分を保つことはかなり難しい上に、得るたびに快感はますます強くなっています。
きっといつかは・・・私自身を飲み込んでしまうことでしょう。
私はイルクンサンドにて、彼らにこの体と、アミュレットのことを話すことを決意し、
誓約の間を後にするのでした。
131日目、完