まず向かうことにしたのは、アズラの祠。
ずっと前からしょっちゅう視線に入っていたこの目立つ像は
このあたりではひときわ異色を放っている。
猛吹雪の中、私たちは祠を目指して登山を開始した。
祠には信者が一人居た。
なんでも、アズラの星と呼ばれる秘宝を探しているそうで、
ウィンターホールドに居るエルフの付呪師から情報を探ってきてほしいとのことだった。
修行だけではなく、秘宝も手に入るかもしれないとなればこの機を逃す手はない。
私たちはウィンターホールドまで戻ることにした。
予想外にも、その付呪師というのはネラカーのことだった。
彼はかつて、メイリンヴァレンのもとで研究をしており、
メイリンは病気がゆえに不死の方法を探していたという。
そこで自分の魂を星に入れるという方法を思いついたのだそうだ。
ネラカーが言うには、彼が最後に居たとされるのはイリナルタの深遠と呼ばれる
ファルクリース北の砦だそうだ。
ファルクリース北の湖沿いに進んでいくと、
水没しかけた砦を発見する。
内部はかなり水没しており、いまだにメイリンの弟子たちが
研究を続けているようだった。
魔術師が二人居たので麻痺で先手を取って始末。
リディアもソルスセイムで手に入れた弓をうまく活用しているようだった。
最深部には、いけにえと星、そしてメイリンの白骨死体があった。
私たちは星を手に取り、すぐにウィンターホールドまで戻ることにする
まずはブリトルシン砦をぬけてホワイトランを目指す。
途中でけんかを売ってきた、レッドガードを麻痺で止めて氷で串刺しに。
よく喧嘩を売られる土地である。
ホワイトランで一泊すると、あの樹が目に入る。
親木の樹液で無事に目覚めて、今は立派に花を咲かせていた。
しかし、ここで私を頭痛が襲う。
この樹と共鳴しているのか、明らかにスプリガンの呪いの影響がここにきて表立ってきた。
もともとこの呪いはあの親木からもらったようなものでもあり、
苗木である以上この樹も私の呪いに影響を与えてしまうらしい。
次第に手足や頭がしびれだし始め、怖くなった私はそのままホワイトランを飛び出した。
大して呪いの信仰は早くないと高をくくっていた私だが、
ここにきてようやく事態の深刻さが自覚できてきた。
さきほどの痺れがまったく引かないのだ。
これは単純に一時的なものではなく、呪いが進行してしまったことを意味している。
熟練度はもうすこしで達人の域に達するが、
解呪法に達人の魔法が関係あるというだけで他はまだ何もわかっていない。
早くしなければ、このままじゃ本当にスプリガンへと変えられてしまう。
星をネラカーの元に持ち返り、メイリンを倒すために星の中へと進入する。
中にはデイドラ数対と本命のメイリンが。
デイドラとの戦いには苦労したが、幸いにも魔法耐性と、
炎耐性の薬を持ち合わせていたので彼らのファイアーボールは
それほど脅威ではなかった。
メイリンには麻痺の呪文をかけてじっくりと料理させてもらった。
メイリンを倒すと、呪文が崩壊して外へと帰還。
これで星は修復が完了し、一区切りがついた。
黒き星は、黒き魂を入れることができ、何回補充しても壊れないという優れものだ。
黒き星を手に入れた私たちは、次にリフト周辺へと向かうことにする。
ハイフロスガーに荷物を届けたのにクリメクへの報告を完全に忘れていたり、
シャウトの石碑があるという情報をもらったことがあるからだ。
ひとまずはイヴァルステッドまで馬車で向かうことにする。
クリメクに報告を終えて、石碑があるというアンガンブルデまでくると、
中には秘宝目当ての女が一人居た。
彼女はこの墓地の鍵を持っているようだったので、
ひとまず協力をして進むことにする。
しかし協力するとはいっても彼女は鍵を渡して扉の前で待つだけで
戦う気はまったくないようだった。
おかげで私もリディアもデスロードに何度も犯される羽目にあう。
この墓地でひらめいたのは麻痺+炎の壁のコンボ。
麻痺で絶えず身動きできなくして、炎で燃やし続けるという戦法だ。
とくに体力が高い敵にはマギカが不足することが多いので
こういう削り方のほうが楽なのだ。
扉が開いたとたん奥へとダッシュする彼女には死が待ち受けていた。
なんというか、テンプレートである。
ドラゴンプリーストを倒して動物を手なずけるシャウトを獲得。
一旦所持品の整理をするためにリフテンまで移動。
呪いの進度が高くなってきた私は、大学周辺で修行をする方針へと急遽変更し、
ウィンターホールドまで馬車で戻るのであった。
こんなところで今日はおしまい。
次回は、大学周辺で引き続き修行を行います。