早速内部へと侵入すると、中では研究が行われていたような形跡が見受けられる。
これがセラーナの母であるとするならば、私たちはかなり彼女に近い場所に居るのかもしれない。
しかし私たちは浅はかだった。
ここまで念入りな雲隠れをする者が、強力な守護者を配置していないわけがなかったのである。
得意の魔法を浴びせはするものの、各個体が実力を有する上に数も多い。
私は哀れにも膝をつかされて、そのまま押し倒されてしまった。
スケルトンに腰を振られ、あそこをこすられた私は淫らにも大きく鳴いてしまう。
つい先程、日時計のクレストを探す際にガーゴイルに肉棒でかき混ぜられて
壊れかけてしまったばかりだというのに・・・
この地下の守護者たちはさらに私を追い立てるというのか。
骸骨は、そんなことはお構いなしだといわんばかりに
一心不乱に腰骨を打ち付ける。
ただなすすべもなくブルブルと、はしたなく揺れる自分の乳房。
いつの間にか、私の周りにはそこら中から守備兵たちが集まってきてしまっている。
そしてその中にはもちろんあのガーゴイルの姿もある。
ふふ・・・私はもう、正直どうでも良くなってきてしまっていた。
ただただ、何も考えずに快感に身をゆだね、私は鳴き声をあげる。
そして、何度目かもわからない絶頂を迎い終えるとついにその時はきた。
ガーゴイルは、イき狂って痙攣している私の体をゆっくり持ち上げると、
そのそそり立った極太の肉棒を私のあそこへ近づけてくる。
快感に支配されてすっかり判断力を失った私は、四肢をびくびくと痙攣させながら
自分から股を広げて腰を落とし、その肉棒を受け入れた。
・・・!!
もはや叫び声に近い私の嬌声が辺りにこだまする。
すっかり蜜であふれかえった私のあそこはすんなりと彼の肉棒を受け入れると
ぐちゃぐちゃと音を立てながらその中を乱暴にかき混ぜられた。
唯一の望みであるセラーナも、いまや一緒に犯される身となっており
一筋の希望さえ見えはしない。
最後に覚えているのは後ろからかき混ぜられていたときだったかな・・・。
私はついに壊れ、意識を失ってしまうのであった。
あれから何時間経ったのだろうか。
気がついたとき、私はベッドロールに寝かされていた。
私の体は未だ火照り、立ち上がるとあそこから精液がぼたぼたと零れ落ちる。
いき・・・てる・・・。
助けてくれたのはセラーナ。
なんとかあの状況から抜け出すことができたらしい。
生きていることに対する安堵とともに、怪物に体だけではなく、
心まで屈服させられてしまった今回の惨状に私は唇を強く噛んだ。
もし今回の敵の中に吸血鬼がいたのであれば、私は間違いなく
彼らのしもべに変えられてしまっていただろう。
そうなるともはや取り返しがつかない。
何が達人魔法か。何が魔術探求か。
私は自分の無力さにいらだつ。
しかしそれでも私は、自分の記憶を取り戻すために
探求を続けていかなければならないのだ。この程度のことでへこたれるわけにはいかない。
そうはいったものの、半ば放心状態で、セラーナとともに先を進んでいく。
王族の鎧があることから、ヴァレリカはすぐそこと思ってもいいだろう。
そして最深部にあったのはヴァレリカの研究所であった。
奇妙な祭壇が部屋の中央にあり、あたり一面に錬金術の素材が保管されている。
彼女の日誌を見つけたのでセラーナに渡すと、彼女は生前の母親の研究に関して
説明を始めた。
まずは魂石の話。
魂石といえば、ソウルとラップを仕掛けた相手の魂を閉じ込めることのできる特別な石で、
使うことで強力な力を発動させることができる。
それは付呪であったり、補充であったりとさまざまだ。
しかしその強力な力というのはいったいどこから来るのであろうか。
彼女の母親いわく、それはソウルケルンと呼ばれる世界に関係があるらしい。
ソウルケルンには、アイディールマスターと呼ばれる支配者たちがおり、
魂石を使うことで送られた魂の見返りとして力をよこすというのだ。
確かに魂石の大きさや内包される魂の強さによって
付呪の強さが異なるのは周知のとおりだが、まさかそんな仕組みがあるというのだろうか。
そして彼女は、ソウルケルンへ行くことができないか研究を続けていたらしい。
果たしてそんな実在するかもわからない世界へ行く方法を探していたとは・・・。
この手の術式は、失敗するとそれはおぞましい結果になることが多く、
下手をすると彼女の母親も・・・。
そう思いながら私たちは日誌に記されていた材料を同じとおりに集めると
ヴァレリカの血の代わりとしてセラーナの血を使って実験を再現することにした。
そして、あっけなくその実験は再現をすることになる。
祭壇がうごめいて階段を作り、ソウルケルンへのゲートが開かれたではないか。
彼女の母親は、本当にソウルケルンへの門を開くことに成功したのである。
しかし、ソウルケルンには生きているものが行くことはできないらしく、
吸血鬼(生きているとはみなされない)になるか、ソウルトラップを受けるかを
選ぶことになってしまった。私はやむを得ず、ソウルトラップを受けることにする。
おかげでHP,マギカがだいぶ減少してしまうが、内部に入るためとなれば仕方あるまい。
こうして私たちは、アイディールマスターの支配するソウルケルンへと降り立ったのであった。
こんなところで今日はおしまい。
次回はソウルケルン攻略が始まります。