ソウルケルンの中には、送られた魂たちがさまよっており、
とても長居したいと思える場所ではない。
変な手記のページも転がっているし、一体ここはどうなっているのやら。
手記はとりあえず集めてみることにした。
そしてついにセラーナの母へと会うことができた。
彼女は見ず知らずのものを連れてきたセラーナの事を強くしかり、
こうなった理由の説明を始める。
吸血鬼の王ハルコンがおかしくなったのは、エルダースクロールを読み、
太陽を隠すアーリエルの弓の存在を知ったことが発端なのだが、それには続きがあるという。
それは残りの2つのエルダースクロールと関係があり、内容としては、
アーリエルの弓を用いて太陽を隠すための具体的な手法が記されているという。
そして肝心なのが、アーリエルの弓につがえる矢。
それは、コールドハーバーの娘の血で浸す必要があるというのだ。
コールドハーバーの娘というのは、モラグバルの試練を生き延びた純潔の吸血鬼の事をさす。
もともとはハルコンやヴァレリカ、セラーナは人間だったそうで、
モラグバルの試練を生き延びて純潔の吸血鬼となったらしい。
早い話が、アーリエルの弓で太陽を隠すためには、ヴァレリカか、
セラーナの血が必要になるというわけだ。
もちろんハルコン自身の血でも問題はないはずだが、一体どれくらいの血を使うかもわからないため
ヴァレリカが睨むには、セラーナを犠牲にしてしまうだろうとのことであった。
それでセラーナがなぜエルダースクロールをもって、あんな墓地に数百年もの間
隠されていたのかがよくわかった。そしてこんな場所に身を隠すヴァレリカの立場も。
しかし、セラーナは母の激昂に対して、なぜ自分にきちんとその説明をしてくれなかったのか、
そして私が母以上の事を自分にしてくれたということを必死に説明し、
どうやら理解を得ることができたようであった。
彼女の母は、まずはこの障壁を破るために、ソウルケルンを
守っている3つの番人を倒してくるように言う。
私たちは早速、番人たちの元へと向かうことにした。
そして今更ながら恥ずかしい事をセラーナが言う。
この前壊れてしまった私を救い出してくれたのは彼女だというのに。
私は恥ずかしげにただ頷くと、彼女を連れて番人たちの元へと向かった。
当然ながらソウルケルンのモンスターたちも並大抵のことでは死にはしない。
私たちは激戦を強いられながらも先へ先へと進んだ。
私の睨んだとおり、やっぱり長旅となってしまったが
しっかり準備をしてきていたため食料に困ることはない。
チーズ系は長持ちするので本当に頼りになる。
また、ソウルケルンでは3つの特別な召還呪文があるらしい。
召還呪文には興味がないが、しっかりそれも集めて回る。
1人目の番人。弓使い。
うっかり鉢合わせしまったのが運のつき。
一回目はアローオンザニーで昇天。
二回目はしっかりと間合いを取って勝利。
2つ目の召還書を手に入れて、高い建物からソウルケルンを見渡す。
こんな高いところに居るにもかかわらず、見晴らしは悪く、爽快感がない。
やはりこんなところとは一刻も早くおさらばしたいものだ。
また、アドヴァクという馬を探している人が居たので
その頭蓋骨を探し当てる。
そのお礼として、召還方法を教えてもらうことができた。
これはとてもうれしい。
移動手段として使えるし、なにより乗り終わったら消えるという点が特筆すべき点だ。
勝手に戦ったり暴れたりどこか言ったりという心配がないのは
馬として本当に優れている。
また、あちこちに散らばっているわけのわからない原稿の
持ち主が見つかったのでそれを渡してやると、見返りに本と、
ペンダントをもらった。
これで、番人も、召還書もすべて揃えることができた。
ついでに集めていたリーパーのソウルジェムのかけらを持って
南東の建物へと向かってみる。
なんかすごいのが出てきたと思ったが、
あまりたいしたことがない上に所持品がとにかくしょぼい。
ここは、イカした鎌なんかがほしかったのだけどなぁ・・。
障壁が消えたのでヴァレリカの元へと戻る。
エルダースクロールの場所に案内してくれるらしいが、
障壁が消えたことをドラゴンが察知して襲ってくるだろうとのことだった。
そして予想通りドラゴンとの戦いになったのだが、こいつは仲間を召還する上に
限界がないのかすごい数が召還されている。
骸骨どもの攻撃をよけながら何とか応戦。
何とか撃破することができた。
しかし、奴の体は骨にはならず、紫色の発行をするとそのままどこかへいってしまった。
ついに2つ目のエルダースクロールをゲット。
これで2つ揃ったのでデキソンに呼んでもらおう。
私たちはソウルケルンを出るが、ヴァレリカもこないかと誘う。
しかし、彼女は自分の血も矢に使うことができるからと
事が終わるまでソウルケルンに残る事を選んだ。
仕方なく私たちが入り口へ向かおうとすると、突然あのドラゴンが姿を現す。
はやい。もう復活したというのか??
しかし彼に戦意はなく、自分もアイディールマスターたちに嵌められた身だと彼は語る。
昔はドラゴン同士で争っていた時代があり、アイディールマスターたちの
甘い誘惑にまんまと引っかかってしまったそうだ。
もうソウルケルンを離れることはできないが、
スカイリムで名前を呼ぶことで
彼を召還することができるらしく、読んでくれないかと頼まれたので引き受けてあげることにした。
開けた場所で彼を呼んであげることにしよう。
その後はゲートをくぐり、無事タムリエルに帰還。
なんだかすごく生きている心地がした。
そして私はアドヴァクを走らせて自宅へと戻り、
新しいローブを作成した。今来ているものよりマギカ回復速度は劣るものの、
纏ったものから発せられる破壊魔法の威力は尋常ではない。
今後二度とヴォルキハル城の災難を繰り返さないためにも
私は新しいローブに身を包み、決意を新たに固めるのであった。
こんなところで今日はおしまい。
次回は、ウィンターホールドで魔法書を追加購入。
ついでにセプティマスへ辞書を持ち帰ります。