てっぺんに着くや否や、突然ドラゴンの叫び声が聞こえてきたときはびっくりしました。
私たちはすぐに武器を抜いたのですが、目の前に降り立ったそのドラゴンは
なんと私たちに話しかけてきたのです。
グレイビアードの師、パーサーナックスさんはドラゴンだったのか!
たしかにシャウトはもともとドラゴンの言葉だし、別におかしくはないわよね。
さっそくシャウトのことを聞こうとする私たちでしたが、彼は儀礼がある、といってすぐそこの
石碑に向かって炎を浴びせます。お、おぉぉぉ・・・。
彼が炎を吐いた石碑にはシャウトが刻まれており、そこからファイアブレスを習得することが出来ました。
この調子で全部おしえてほしい!そう思った私でしたが、今度は自分に向かってそのシャウトを使ってみろといいます。
彼にシャウトを使ったところでようやく納得してもらえたようで、ようやく本題に取り掛かりますが・・・
なんと実は彼も知らないのだそうです。知りようがない、と彼はいいます。
こんな苦労してここまで来たのにしらないなんて・・・orz
私はがっくりしながら彼の話を聞いてみると、いろいろと詳しいことが分かってきました。
まず、アルドゥインは過去にもいたということ。
いたというか、正確にはこの時代に飛ばされてきたドラゴンだったのです。
太古のノルドたちは、悪質極まりないアルドゥインに対抗すべく、新しいドラゴンの言葉を作り出し
対ドラゴン用のシャウトを作り出してしまいました。
しかし、それだけではアルドゥインには対抗しきれず、結局星霜の書をつかって
時空の挟間へと飛ばしたというのです。
その結果、彼は今の時代に現れ、再び悪事を働こうというわけらしいわ。
当時アルドゥインが飛ばされてしまったパーサーナックスさんは、
一体いつ彼が再び戻ってくるのか分からないため、彼の戻ってくるであろうこの場所に
住むことを決めたのだそうです。
仕方なかったとはいえ、この時代に生きる人たちにとってはなんとも迷惑なことです。
古代のノルドたちがここでアルドゥインを飛ばしたことによって、
この場所は時の傷跡となっており、同じ星霜の書を再びこの場所で使うことで、
過去のこの場所に飛ぶことが出来るだろうと、パーサーナックスさんは言います。
うーん、今手持ちの星霜の書は3本(!?)あるけど・・・
一つ一つパーサーナックスさんに見せてみると、なんとその時使われたものと同じ書を
既に私たちは持っていたではありませんか!
たしかこれは、ブラックリーチで取ってきたものよね!
いざ過去へゆかん!とすごい体験を前に熱くなる私でしたが
「もう夜なので明日の朝にしましょう。」とリディアちゃんが一掃。
こうしてなんだか興奮して眠れない夜を過ごす私たちなのでした。
翌朝、明るくなったおかげで、なんだかもやもやした時の傷跡を視認できた私達。
ですが私の興味はこの傷跡よりもこの山のてっぺんにありました。
一度でいいから世界のノドとまで呼ばれたこの山のてっぺんから景色を見てみたい・・・。
我慢できなくなった私はリディアちゃんを待たせて登頂!
なんだかすごい意味ありげ。。。
あったのは刻み目の入ったつるはし。
刻み目とはいったい・・・。
とりあえず回りにある鉱石も掘っておきます。
そしててっぺんからの眺め。
体がぞくぞくする感覚を抑えてホワイトランの方向を見渡します。
あの大きなブリークフォール墓地があんなに小さく・・・
こっちはウィンドヘルム側。
そしてリフテン側。
うーんなんだかすごい体験をしてしまった気がします。
酸素が薄い薄い。
というわけで、いっちょいくかぁ!
そんな軽い気持ちで私は時の傷跡で星霜の書を開きます。
とたんにまぶしい閃光に包まれる私・・・。
閃光が収まると景色はいつの間にか切り替わり、世紀末のような空をした
この頂上が映しだされます。
そこでは、古代のノルドとドラゴンの戦いが繰り広げられており、
なんだか勇ましい女の人が、あっという間にドラゴンを倒してしまいました。
すごいかっこいい!ノルドって感じがすごくします!
そしてついにアルドゥインが登場。
おじいさんの方は念のため(実際は使ってしまったのでしょうけど)星霜の書を持ってきたといっていました。
彼らの中でも書は使わないと決めていたようで、
無責任にアルドゥインを未来へ飛ばしたわけではないことがわかって少しほっとしました。
そして襲いかかって来るアルドゥインに対し、彼らはシャウトを発します。
アルドゥインの体は彼らから放たれた青い炎に包まれて、
あっという間に地面へと引きずりおろされてしまいました。
そんな彼らを憎しみに満ちた瞳で睨むアルドゥイン。
パーサーナックスさんの名前が出ていたことから、ひょっとしたら
シャウトの作成に手を貸したのは彼だったのかもしれません。
しかし、いくら地面に引きづり下ろしたとはいっても、さすがにアルドゥインはものすごく強く、
さっきの女の人があっという間に食い殺されてしまいます。
一気に劣勢になってしまったノルドたちはやむなく星霜の書を取り出し・・・
アルドゥインを時空の挟間へと飛ばしてしまうのでした・・・。
記憶はここで終わり、今の時間に戻された私。
そんな私を待ち受けていたのは、あのアルドゥインでした。
彼は私にはっきりと宣戦布告をし、襲い掛かってきます!
飛び回りながらいっぱい隕石を落としてきて、一向に降りる気配がないアルドゥインに
習得したてほやほやのドラゴンレンドシャウトを発動!
ついに激戦の火蓋が切って落とされます!!
苦労の末ようやく彼を弱らせるところまで成功しますが・・・
自分は無敵だと言い残し、どこかに飛び去ってしまいました。
パーサーナックスさんもまた強くなった私を称えてくれましたが、
アルドゥインにとどめを刺さなければならないという点には同感のようです。
アルドゥインはソブンガルデに向かったらしく、そこで英雄達の魂をむさぼって
傷を癒すのだといいます。
もし本当にそうだとしたら不死身に近い、きわめて厄介な力です。
パーサーナックスさんは、アルドゥインがソブンガル出にいくためのゲートがどこかにあるはずだ。
アルドゥインの仲間――ドラゴンを捕らえて、聞きだす必要があるだろうといいます。
なんでも、オラフ王の時代に作られ、実際に使われたドラゴン捕獲機が、
ホワイトランのドラゴンズリーチにあるのだとか・・・。
しかし、ホワイトランの首長を説得するのは大変だろうとも、彼は言っていました。
たしかに、要塞の近く、それも自分の居城にドラゴンをおびき寄せるなんて
まともな首長ならまず許しはしないでしょう。
また、彼は最後にドラゴンの言葉の理解を深める方法を教えてくれ、
私は「ファス」の言葉を選択し、揺ぎ無き力に対する力と、そのシャウト自体の効果を高めることが出来ました。
私たちは、ホワイトラン側へと下山し、馬車でスカイヘブン聖堂に向かうことにしました。
一応、デルフィンさんたちに報告をしておこうと思ったからです。
それに、ソブンガルデのゲートに関する情報や、うまくドラゴンを捕まえる方法を
ブレイズの彼らなら知っているかもしれません。
報告をしたところ、デルフィンさんたちも特に情報は持っておらず、
結局ホワイトランのドラゴンズリーチを頼るより方法はないみたいです。
しかも、ここでドキッとする逆報告をエズバーンさんよりされてしまいます。
絶対に話がこじれるだろうと思い、あえて報告しなかったパーサーナックスさんの正体を
彼らが掴んでしまっていたのです。
案の定彼らはパーサーナックスさんを殺すように私に言います。
私も必死に彼らを説得しましたが命で償ってもらうの一点張り。
しかし、私にしてみればはっきり言ってドラゴンだとか人間だとか関係ないありません!
私に協力的な生き物は味方!
敵対する生き物は敵なのです!(ドーン)
しかも自分たちで倒せないものだから私に命令するなんて・・・!
なんとか考えを改めてもらえないかデルフィンさんの元へも向かった私でしたが
この通り。#
もちろん彼らの言い分も分からなくはないですが
いくらなんでも言い方がひどすぎるわ!
挙句の果てには敵になるのか味方になるのか選べなんて・・・!
あまりに頭にきた私は、そのまま何も言わずに聖堂を後にしました。
まったくほんとあたまにくる!!
あまりのイライラに私は気がつけばおうちまで戻っていました。
きょうはこれでおしまい!!
今後どうやってドラゴンを捕まえるか、他に方法はないのかリディアちゃんとよく話し合わないとなぁ・・・。
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メインクエストを進めるのは一旦ここまでにして、
ぼちぼちサキュバス編にうつろうかなと思います。
なんといっても晴天の空シャウトがほしかったということもあり、ここまで進めました。^^
次回以降はサキュバス編への導入~サキュバス編開始のながれになるとおもいます~