盗賊やドラゴンを倒しながら西へ西へ。
遺跡の近くまで来たのはいいのですが、吹雪でかなり体温が低下してしまっていたので
近くの巨人の住処へ立ち寄ることにしました。巨大なキャンプファイアーがあるし、
ついでにチーズも手に入るし^-^
しかし、巨人のメスに見つかってしまいお仕置きを受けるはめになってしまいました。
この寒い中脱がされて、体をもてあそばれてしまいます。
その後、巨人は倒したけれどとんだ災難になってしまったわ。
その日はテントの中で不貞寝して一泊。
翌朝、テントをたたんで遺跡のそばまでやってきました。
しかし、どうやら遺跡の周辺では賊たちが生活している様子。
争った形跡がないところを見ると、カーリアさんたちはまだ来ていないのか
それともこっそりと内部へ入ったのか・・・。
いずれにせよ、多人数を人間の姿で相手するのはかなりきついので
ここはとりあえず変身して、一人ずつ消していくことにしました。
もちろん、催眠が聞く相手や、こっちに気がついていない相手にはたっぷりと精液をいただきます。
それでもやっぱり外は寒いので、吸精をするときは焚き木の近くに誘導してから
はじめるなど、寒さ対策もしっかりしています^^
・・・そんな風にいつもどおり吸精をしていたはずだったのです。
しかし、今回この相手と絶頂し、吸精を行ったその時でした。
電撃が走ったかのように体がのけぞり、痙攣。
いつも以上の快感と幸福感に私は突如襲われます。
頭は脳髄まで痺れ、私は目も虚ろにだらしなく舌を出しながら
すでに死んでいる吸殻の上でその波に浸り続けました。
やがて波が収まり、ようやく私は気がつきます。
またサキュバスの力が強くなってしまったことを。
私は今回の吸精で
ModerateSuccubusに変わってしまっていました。
Moderateは「中くらいの、普通の」と言う意味で、
これは私が一般的なサキュバスになってしまったことを意味します。
高威力な破壊魔法
エネルギーを大量に消費することで一時的に能力を高める力
より強力な催眠魔法
操作魔法などなど
これら全てがみんな私のものに・・・。なんてすばらしい力なのかしら・・・。
体中に力がみなぎってくるのを私は感じます。
この力を絶対に逃したくない・・・。
そこまで考えたところでようやく私ははっ、と暴走する自分の理性に気がつき、
なんとか自分を取り戻すことができました。
あやうく快感の波に飲み込まれて、二度と戻ってこれなくなるところでした。
私は汗だくの体をさすり、恐怖に震えます。
しかし心のどこかでは、強大な力を持ち、快感にもだえる事ができるこの肉体に
喜びを感じてしまっていました。
私は頭を振って、それを否定し振り払って先へと進むことにします。
習得した魔法を元にホットキーを設定しなおします。
ちなみにStarkRealityという魔法は、自分と相手の装備を外し裸にする事ができる魔法です。
以前から覚えていたのですが今回より試してみることにします。
さてと・・・、中に入る準備の整った私は変身といて制服を着ました。
もしかしたら中にはすでにカーリアさんたちがいるかもしれないし、
もしいきなりこの姿で遭遇したらさすがに説得は厳しくなってしまうだろうと考えたからです。
こんなところで133日目はおしまい。次回はいよいよイルクンサンドでメルセルとの攻防が火花を散らします。