気がつくと私は彼を殺していた。
頭の中に響く声は奥に進むよう命じる。
奥には朽ち果てたメイスがあった。
手に取ろうとすると突然檻に捉えられ、モラグバルより
この祭壇を管理しているボエシアの司祭を連れてくるように命じられた。
そして、その暁にはこの強大なメイスを授けるとも・・・。
目的の情報は得られそうにないが、火力の少ない今デイドラの秘宝を手に入れることは
悪くないように思えた私は、言われるとおりに司祭のいる集落へと向かう。
だいぶ戦いもこなれてはきたが、それでもやはり魔法には弱い。
今はまだレイプ程度で済んでいるが、いつかは命取りになりそうだ。
途中ではぺライトの祠に立ち寄る。
キッシュというカジートがぺライトと話をするために必要な香料の材料を教えてくれた。
気に留めることにしよう。
祠から少し進んで見下ろすと、ドゥーマーのドラゴンが石碑の前にいるのを見つけた。
シャウトのためにもやつを退治することにする。
こっそりとやつに近づき、それほど手間取らずに倒すことができた。もちろん薬は割りと消費したが・・・。
石碑からは、激しい力という攻撃速度が上がるシャウトを手に入れる。
右手の武器に付呪があると使えないのが難点だが、いつか使い道がくるだろう。
途中で立ち寄った砦では、スパイダーに魔法をかけて実験している男が住んでいた。
すぐに殺してここを今日の宿に決めた。
私もラッヤも体に飢えていたためこの日はお互いに体を求め合った。
目の覚めた私たちは、朝食をとって砦を脱出。出口付近にはジャイアントフロストスパイダーがいたが
たいした問題ではなかった。
司祭が捉えられているという集落へ到着。いつものとおり、ここのフォースウォーンたちも
私と話はしてくれそうにない。同じフォースウォーンでも集落によって敵対しているのだろうか。
同じ部族から聞くのが手っ取り早いに決まっているのに・・・。私は苛立ちを隠せない。
洞窟の中のブライアハートは強く、私たちは犯されてしまったが何とか倒すことに成功。
とらわれた司祭を解放して、最寄のソリチュードから馬車でマルカルスへと戻ることにした。
ドラゴンブリッジを経由して、ソリチュードへ到着した私は、毒を補給しておく。
麻痺とヘルス減少に絞って、強力な毒を大量に作成した。
マルカルスの廃屋へと戻った私は、モラグバルの言うままにボエシアの司祭を痛めつけ、
彼をモラクバルへと屈服させる。もともとえらそうな態度が気に食わなかっただけに
微塵の容赦もかけることはなかった。
報酬として、モラグバルのメイスを受け取る。
縛魂の効果に加えて、スタミナとマギカに30ダメージ+その半分を吸収は、なかなかの効果だ。
そしてなんといってもデイドラの秘宝の利点は付呪の補充が必要ないこと。
永続的に使えるのは非常に助かる。私は片手武器のメインをこいつに決めた。
引き続き情報を求めて、衛兵の厳しい目の中でマルカルスの砦の中を探索していると
ヴェルサスという司祭に出くわす。
彼いわく、死者の間の遺体が最近何者かに食べられているというのだ。
彼に頼まれて内部を探索すると、どこからか声が聞こえる。
突然姿を現したエオラという女は、いかにも私のことをよく知っているかのような口調で
私をカニバリスとだと断言し、とある洞窟でのドラウグル掃討を依頼してきた。
もしかしたら、自分の手がかりを掴めるかもしれないと思った私は、彼女の言う洞窟へと向かった。
入り口でエオラと合流して内部の掃討を開始する。
中はデスロードをはじめとした、強力なドラウグルたちのオンパレードとなっており、
たまらず私はドラゴンアスペクトを叫んで突き進んでいく。
凍りづけにされたり、レイプされたりはしたものの、古代のドラゴンボーンの助けもあり
無事に内部を一掃することができた。
すると、彼女はここで晩餐を開くのでマルカルスの司祭、ヴェルカスをここに連れてくるようにいう。
お使いはこりごりだったが、やむを得ず従った。
ヴェルカスをつれて戻る途中では、いかにも怪しい風貌をした兵士がいちゃもんをつけてきたため
これを皆殺しにする。案の定、族の成りすましだった。
祭壇に戻ると、すでに晩餐の準備は完了していた。
エオラは催眠術のようなものを司祭にかけて、祭壇へと横たわらせる。
彼女の合図で私は彼の息の根を止めて、その死肉を口にした。
そこまで好きな味ではないし、私は本当に好き好んで人間の肉を口にしていたのだろうか・・・。
そう考えていると、祭壇にナミラが降り立ち、私に指輪を与える。
スタミナ+50と25%の反射、それに加えて死肉を口にした際にいくつかの効果が得られるリングであった。
晩餐の参加者の中には見知った顔も多くいた。
夫をなくしたという雑貨屋の婦人に肉売りの商人・・・。
いくらでも深読みのできそうな連中ばかりだった。
洞窟からの帰り道、ふとハンターの死体を見つけた私は再びその肉を口にする。
どうも指輪をはめてから味覚が変化したのか、それとも味に目覚めたのかは知らないが
その味は大変芳醇かつ濃厚に感じられた。
死肉を食べて得られる効果がこれだ。
ヘルスの50上昇と+50%の回復率は近接戦闘ではなかなか役に立つ。
マルカルスへと戻った私は、今度はメリディアの祠へと向かうことにする。
なぜか、その祠のビーコンを持っていたことが気になったからだ。
すでに夜も更けていたため、付近で一泊し祠周辺を探索する。
近くの石碑では、激しい力の第2段階を習得。
これでさらに強力な近接攻撃が可能になった。
そろそろ持っている黒壇ダガーも使い出してみるころだろうか?
付近の探索を終えた私は、ビーコンを元の位置へと戻す。
結局、どこぞで見つけたビーコンをここに持ってくるように依頼されていただけの事で
有益な情報を得ることはできなかった。
メリディアに上空へとつれられて、祠内部に潜むネクロマンサー、マルコランの討伐を命じられた。
なぜかはわからないが、この祠内部の死体は大変身持ちがいい。
さらに宝箱からは、音を殺して歩くことのできる貴重な付呪を手に入れることができた。
今度、ラッヤと私の靴に付呪することにしよう。
ドラゴンアスペクトを発動して、マルコランに一直線。周りの亡者にかまっていてはおしまいだ。
脳天にハンマーをたたき下ろして処刑すると、ドーンブレイカーという秘宝をメリディアから与えられ
私はここを後にした。
28日目はこれで終了。結局3人のデイドラに会うも、私の過去に関する有益な情報を得ることはできなかった。